大成高等学校合唱部は去る2023年3月26日(日)に、無事第19回定期演奏会を終えることができました。2019年の第15回定期演奏会以降、中止や一般公開を控えるなどの対応をしていましたが、今回はほぼ従来の形で開催し、150名を超えるお客様をお迎えすることができました。

立て看板は書道部の方に書いていただきました。ありがとうございました。

第1ステージでは、1年かけて取り組んだ混声合唱組曲「かなしみはあたらしい」全4曲を演奏しました。
第4曲の「未来へ」は、2022年度NHK全国学校音楽コンクールで演奏した曲です。コンクールではギターを省略して演奏しましたが、今回は、ギター部員の方と共演することができました。

第2ステージは、ハンドベル部のステージでした。
ハンドベル部の皆さんとは、2022年の第18回定期演奏会からご一緒していて、今回が2回目です。1年間の思い出を曲とともに追うステージで、澄んだ音色がホールいっぱいに広がりました。合唱部との合同演奏もしました。

第3ステージは、Official髭男dismの曲を演奏しました。今回は、ストーリー性のあるステージにしたいという部員からの発案で、曲順を工夫したり、間に劇を入れる構成にしました。
演劇部の皆さんにご協力いただいて、演劇と合唱でラブ・ストーリーを紡ぐステージとなりました。

コロナ禍の3年間で、私たちは当たり前が当たり前ではないこと、1回1回の本番がかけがえのないものであることを思い知らされました。それならば、今できることを精一杯やろう、新しくやってみたいことにもチャレンジしようと立案・練習してきました。素晴らしいホールで、開場直前ギリギリまで調整をして臨んだ本番、反省も多くありますが、練習の成果を発揮することができました。

多くの方々に支えられていることを実感した演奏会であり、1年間でした。
足を運んでくださり、あたたかい拍手を送ってくださった皆様、誠にありがとうございました。これからも、「ことば・旋律・響きあいを大切にした歌をめざして」、謙虚に練習に取り組んでいきたいと思います。
次回の第20回定期演奏会は、来年2024年3月に予定しています。詳細は、決定次第HP等でお知らせします。是非お気軽にお越しください。