6月15日(日)、池袋サンシャインシティ噴水広場にて、全国高校生花いけバトル2025の関東大会が開催されました。

本校華道部を代表して出場したのは、3年生同士、2年生同士の2つのペア。引率担当としてその様子を見守った、華道部の顧問の先生にお話を伺いました。

 

今回で引退となる3年生2人は過去に1回ずつ出場経験があり、2年生はどちらも今年が初めて。というのも、出場チーム数に限りがあるため、なるべく多くの部員が出られるように順番を交代していたのだそうです。3年生の2人は部活外でも一緒にいることが多い仲良しコンビで、2年生も唯一の同期としてお互いを支え合ってきた2人。両ペアとも、チームワーク抜群な組み合わせでした。

 

 

さて、当日は朝の集合時に大会進行の流れを確認し、お花との初顔合わせをします。使用する花器は前日までに抽選で決まっているので、使えるお花の種類を見て、どんなイメージの作品に仕上げたいかを考えながらのお昼休憩。3年生ペアは花材の中にあった流木の表情が気に入り、それを活かした作品が作れないかの打ち合わせ。2年生ペアはごはんもあまり喉を通らず、衆人環視の中で花を生けることに緊張している様子でした。

 

そして迎えた午後の大会。制限時間をフルに使って、考えてきた自分たちのイメージを形にします。広いホールに集まったお客さんに魅せるためのダイナミックさも考えつつ、日頃の活動でお花の先生に教わった生け花の基礎や色合わせの考え方を振り返りながら、丁寧に花の配置を決めていました。

 

 

 

結果は、3年生ペアが202点、2年生ペアが204点。

本選出場には届きませんでしたが、両ペアとも300点満点の審査で目標としていた200点台を出し、よいみやげ話を持って学校に帰ることができました。

応援に来ていただいた保護者の皆様、関係者の方々、ありがとうございました!

 

【写真提供/©一般社団法人 花いけジャパンプロジェクト様、文/企画広報部】