12月26日(火)、この日は学校での年内最終練習でした。

  
同日午後、昼食を食べて再集合した団体戦メンバーが学校バスに乗り込みます。
27・28日に日本ガイシスポーツプラザ弓道場で行われる「第13回全国私立高等学校弓道大会」に備えて、みんなで名古屋へ。

 
到着が夜になったため、一晩明けた27日朝から市内の弓道場をお借りして直前練習を行い、射形や距離感を確かめました。
 


今回の試合では1人4本×3人の「1立(ひとたち)」を2回行うため、1チームあたりの矢数は24本。このなかから、的中が多かった順で成績が決まっていきます。
お、そろそろ出番ですね。

 

 
2日目残留のボーダーラインを意識したためか、強豪校と並んで射る緊張感からか、男女とも目標としていた的中数には届かず、悔しくも予選敗退となりました。

 

 

今回の遠征に参加したのは男子4人、女子4人。
途中でメンバーを交代しているので、少なくとも1人4本は試合で弓を引いていますが、大切なのは「何本引けたか」ではありません。
あくまでも団体戦なので、4本引いたことに満足しない気持ち、自分の1本で仲間を2日目に連れていくぞという気持ち・・・
 
各自がどんな気持ちで射場に立ったのか、記憶が鮮明なうちの振り返りを促す反省会となりました。
1人1人の表情を見ていても、年明けの練習に向けて、自分やチームの課題を整理する良い機会になったようです。
 

 
頻繁に聞こえてくる「ヨシ!」の大声や、的中を知らせる電光掲示板に驚く様子を見せながらも、部員たちはよく頑張ったと思います。
全国規模の大会に出られる機会は貴重なので、その空気感を肌で感じた彼らを起点に、部全体の意識もさらに高まっていってくれればと願っています。

 

今後とも弓道部への温かい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。