8月22日(金)、2週間のフィリピン生活を終えた海外研修組が帰国し、学校で事後研修会が行われました。
毎年夏休みの期間に合わせて行われる、本校の海外研修プログラム。希望者のみですが、今年は24名が参加していました。


あちこちに出かけて知った現地の生活様式や文化、社会問題、そして語学研修の成果。
先週までの出来事を振り返り、「一番印象に残ったこと」をスピーチしてもらいました。写真の後に、生徒のコメントも抜粋してご紹介します。





【生徒の発表より】
・高校に入ってからはまだ親しくなれた人がいなかったけど、この2週間でかけがえのない友達ができた。衣食住を一緒にすると、誰とでもちゃんと仲良くなれるとわかった。これからも一緒に遊ぼうな!
・フィリピンで接した人々がみんな気さくな笑顔を向けてくれて、自然と自分も笑顔が絶えない期間になった。もっと積極的に海外に行って、そうした経験を活かせる仕事に就きたい。
・現地の小学校で出会った子どもたちと遊んだことが印象に残っている。最初は言葉が伝わらなくて緊張したけれど、ジェスチャーを混ぜることで楽しくコミュニケーションをとることができて、「気持ちを伝えることは案外難しいことじゃないんだな」と気づくことができた。
・これまで人と話すのが苦手だったけど、この期間でいろいろ頑張ってたくさんコミュニケーションを取れるようになった自分がいたから、すごく濃い2週間だったし、現地の人々やメンターさんとのお別れが今までで一番つらかった。
・遠くから見て山だと思っていたものが、近くまで行ってよく見たら「ゴミ山」だったことへの衝撃が一番大きかった。これからはもっと「5つのR(Reduce・Reuse・Recycle・Refuse・Repair)」を意識して生活していこうと思った。
・普段耳にする洋楽などとの発音とは違って戸惑ったし、会話をする相手にも気を遣わせてしまったと思うが、2週間でたくさんの心配と愛を伝えてもらって、「言葉が違っても心は繋がる」ということを学んだ。
・「その環境を楽しめるかどうかは自分次第」というお話を聞いて、今後の生活も自分の心構えひとつでどのようにもできるのだと考えを改めることができた。
・昔フィリピン料理を食べたときは癖があってあまり好きではなかったが、現地でごはんを食べてみたら、他国の調理法なども取り入れた様々な味付けがとてもおいしくて、文化の豊かさを実感できた。
・せっかく話しかけてもらっても、最初は「Yes」や「OK」しか返せなくて、もったいなかったなと感じている。だんだん自分の思いを伝えたり相槌を打てるようになって、会話が続くのが嬉しかった。
発表の中で多く挙げられたのは、2週間を共に過ごし、言語や生活の面で支えてくれたメンターさんや、現地の方との交流の中で感じた「人のつながりの温かさ」。
出発前の事前研修を担当し、期間中は学校で留守番だった教員からも、「何よりも表情が明るくなり、自分から声をあげられる人が増えた」との指摘がありました。
たしかに、発表後のコメントシート交換の際もあちこちで笑い声が響き、自然と「おつかれさま!」等の声掛けを添えて手渡している生徒が多くいました。



行く前と行った後で視野がぐっと広がり、お金では買えない学びや気づきを得た充実感がにじんでいた生徒たちの発表。
後方で聞いていた保護者の方や教員陣も、つい頷きながら聞いてしまうほどの説得力があり、実体験に基づく学びの深さを改めて実感しました。
「人生勉強だよ!」という添乗員さんの一言もありましたが、いつからでも、何歳からでも、新しい世界に飛び込める勇気を忘れずにいたいですね。
【おまけ】

↑校長先生からも分厚い冊子でフィードバックをもらいました。