9月19日~21日の3日間、本校では文化祭を開催しました。

今年のテーマは「蒼穹(そうきゅう)」。

 

コロナ禍の余波を受けて、演目を限定しない形になっていた1年生の出し物も、今年は正式に「合唱コンクール」の名前で復活。楽しみにしていた生徒も多かったようで、夏休み中からパート練習を始めるクラスもありました。

一方、昨年までの流れを知っている2・3年生は比較的のんびりなスタート。「あと2週間だけど大丈夫なの?」と担任が心配していたら、数日後には教室のダンボールが山積みになり、瞬く間に小道具が用意されていく突貫工事。さらに、文化祭に対する想いが限界突破した結果、「先生!祝日だけど集まってもいいですか!」と直談判する生徒まで。その熱意に負けて、敬老の日に作業を見守った教員もいたようです。

 

 

下校時刻が近づくと、中庭の水道は刷毛を洗う生徒たちで大混雑。ここで決まって聞こえてくるのは、「どうしよう、落ちない!」

・・・「水性とはいえ、服についたペンキは落ちないよ!」と何度も伝えていますが、楽しくなるとつい忘れてしまうのでしょうか。「帰ったら渋い顔をされるんだろうな…」と追い出しの校内放送をかけながら、毎年恒例の光景に笑いをかみ殺す職員室でした。

 

そして迎えた校内祭。実行委員長が開幕宣言をすると、クラスTシャツやクラスPVがコンテスト形式で一挙に披露され、体育館は大盛り上がり。午後は模擬店団体が各所でプレ営業を行い、一般のお客様を迎えるための最終確認をしました。

ここからは、一般公開されていた週末の分も含めて、大成生の3日間を写真でゆっくりご覧ください。

 

 

最終日は今年のテーマにもぴったりの、抜けるような青空でした。日が暮れ始めると、お祭りムードが抜けない生徒たちを急かして各団体で装飾の解体やごみ捨てを行い、体育館で行われる閉幕祭へ。合唱コンクール優勝団体の再演を聴き、ダンス部×チアダンス部、吹奏楽部×ギター部のコラボステージに熱狂し、各表彰の結果や校長先生の講評を聞いて、互いをねぎらいました。

 

 

1学期からここまで準備・運営を頑張ってくれた大成祭実行委員のみなさん、お疲れさまでした!

そして、大成祭開催に向けてご尽力いただきました関係各所の皆様、温かく見守ってくださった地域の皆様も、本当にありがとうございました。