先日まで行われた令和6年度第38回冬季研修大会の結果を報告致します。本大会は東京都のベスト16以上のチームが集まって開催される伝統のある大会です。本校は秋季大会にてベスト8に進出したため、本大会に参加しました。

<1日目>
対 都秋留台 〇32-21
対 錦城   〇33-17

<2日目>
1回戦  都府中西 〇23-17
準決勝 都府中  〇25-20
決勝  都江戸川 〇35-26

結果:優勝(13年ぶり2回目)

初日は都秋留台、そして錦城との対戦。都秋留台は個人能力の高い選手を擁し、それに対してのDFが課題でした。組織的なDFが機能し、そこから速攻で流れを掴み優位に試合を進めて勝利。次戦の錦城は個人技と組織力の両方が優れたチームでしたが、試合中に失点してた部分を修正し、その後は優位に進めて勝利しました。

2日目の決勝トーナメント1回戦は、年末の大会で接戦の末敗戦した都府中西が相手です。年末の大会で修正できなかったDFをこの試合ではきっちり修正し、年末のリベンジを果たしました。

準決勝の相手はこちらも年末の大会で対戦した都府中です。序盤こそキャプテン秋山(2年)などの得点で良い試合の入りかと思いきや、大柄な相手選手を守り切れずに退場が続きます。数的不利な状況が長く、逆転を許します。前半は何とか持ちこたえて同点で前半を終えます。DFを立て直した本校は後半、徐々に流れを掴んでいきます。RW松村(2年)、LW眞々田(2年)などの得点で点差をつけていきます。PV川田(2年)がOFDFの両方でチームを盛り立て、試合終盤にはケガから復帰したRB浜島(2年)が得点し全員で最高の雰囲気を作り試合を終えました。

決勝戦の相手は新人戦で対戦した都江戸川です。新人戦では本校が接戦を制して勝利。本校へのリベンジに燃える都江戸川は新人戦から研究してきた戦術で序盤の流れを掴みます。本校もCB秋山、LB磯野(2年)などで得点しますがDFが機能せず失点を重ね、点差が離れません。前半を3点差で折り返した後半、DFを修正して失点を減らし優位に試合を進めていきます。PV天野(1年)、RB久木(1年)など下級生も躍動し、勝利。13年ぶり2回目の優勝を果たしました。


年末の大会ではあと一歩届かなかったタイトルを手にし、日頃の努力の成果が現れた大会にできたと思います。しかし目標は変わらず来春の大会で結果を出すことです。関東予選、総体予選でベスト4以上に入るため、現状で満足せず今後も精進していきます。今後とも応援の程、よろしくお願いいたします。